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「証券化」






 
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2002年2月7日(木)

なんでREIT(不動産投資信託)は不振なのか

REITは前評判と違って値下がりが続いています。bird発行人は不動産関連畑を中心に生きてきました。そのためか、REIT(不動産投資信託)が「投資法人」という法人の株式であり、証券であることを頭で理解はしていても、どうしてもREITそのものについても不動産としての視点から見てしまいます。

さて、不動産経済FAX-LINE 2002.1.22号でゴールドマンサックス証券の村山利栄氏が、不動産ではなく証券としての視点からREITの問題点(著者は「喜劇もしくはJOKE」といっています)をといています。

○情報不備で買えない。クイックを叩いても利回りがでてこない。情報が少ない。だから証券会社の営業マンも投資家もよく分らない(クイック?あぁ証券会社の窓口にある株価を見るための端末か…?)。なるほど、個人投資家はREITを利回りで買おうとしているのですから。それに会社四季報で普通の株式が2分の1ページなのにREITはその半分の4分の1ページで扱いが小さすぎる。

○年金基金にとってはREITが「株式」だか「不動産」だかはっきりしないから買えない。なぜか?年金基金から株式運用委託をうけている投資顧問会社は株式の運用の委託を受けているからであり、不動産なら買うわけにはいかない。

○ベンチマークがない。年金運用のベンチマークすなわち指標はTOPIXであり、TOPIXに組み込まれていないREITを株式運用担当者が購入するという行為は、結果としてベンチマークに対してリスクを取る行為になる。ちなみに米国では最近になってS&P500種にREITが採用されています。

不動産からの視点と証券からの視点とは随分違うもので驚いてしまいます。

さて不動産からの視点。現在のREITは賃貸用不動産を高値で買っていただけるありがたい買主です。売りたい方は早く買ってもらいましょう。このREITバブルもいつまで続くか分りませんから。

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