2004年6月17日(木)
グラビアアイドルとラーメンと不動産の証券化
GO JAPAN2004年7月号に様々な証券化が紹介されています。「新人グラビア☆アイドルファンド」。グラビアアイドル5人の写真集やDVDの売上を担保にして、アイドル1人当たり100口500万円だとか。このファンド運営元は東証マザース上場企業です。
「面喰王国ファンド」はお客さんが食べたラーメンのどんぶり枚数で利回りが決まります。ファンド資金はラーメン店の保証金や施設費等の出店資金になります。だから配当はラーメンの売れ行き次第。
1997に発行された「ボウイ債」は、ロック歌手デービッド・ボウイの著作権から将来得られる収入を担保にした世界初の証券化で5500百万ドル(約58億円)を調達しました。
しかしムーディーズは「ボウイ債」の格付けを三段階引き下げて「投機的」の一歩手前のBaa3にしています。(日本経済新聞2004.3.30)
何となく(?)安心なのは、グラビアアイドルよりも不動産です。地場の不動産業者さんの証券化事案が続いています。6月11日の日経新聞首都圏版ではJR駅前のビジネスホテルを証券化する事例が紹介されています。SPCを使い、横浜銀行がノンリコースローンで5億5000万円、投資家資金3億2000万円を調達します。投資家利回りは3-5%ということです。(日本経済新聞2004.6.11.)
4600万円の賃貸アパートをSPCに移して、70人の投資家を集めたというケースもあります。(住宅新報2004.6.15.)


