2002年7月18日(木)
不動産小口化と不動産証券化
船井財産コンサルタンツさんが「任意組合金銭出資型」の不動産小口化商品を販売します。(2002.7.9日経金融)
最近は「不動産証券化」と呼ばれることが多く、不動産が証券に変換され流通します。「証券化」でなく久々に聞くなつかしい「不動産小口化」です。
バブルの頃は「不動産小口化」が流行しました。30億円のビルの共有持分30分の1を1億円で30人に販売します。つまり1億円が「小口」でした。そしてこの30人が各持分をもとに任意組合を構成してビル運営を行います。投資家が所有するのは証券でなくビルの共有持分です。だから相続税の小規模宅地評価減や貸家建付評価減その他が適用できます。
今回の船井さんの事案は事前に任意組合がビルを取得して、その任意組合に投資家が現金による任意組合出資をするのが特色のようです。共有持分を購入するのに比べ金銭出資ですのでスムーズです。そして入り口は金銭出資であるにもかかわらず不動産の税務メリットを得ることができるとあります。
不動産の税務メリットを考えて、あえて「不動産証券化」といわずに「不動産小口化」というのでしょうか。目的に合わせて様々な「証券化」「小口化」スキームが開発されています。


